カオスに身を投じる人の所感

日々の所感や競技麻雀の記録を残しています。

雀王戦D2リーグ最終節

本日は雀王戦D2リーグ最終節。

開始時のポイントはこちら。

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開始時

 

本日の卓組は....?

中西(2位, +194.0)

横田崇(7位, +75.9)

野中皓介(10位, ▲15.2)

黒崎有希(15位, ▲314.4)

 

昇級を狙って攻めまくってくるであろう横田さんと降級回避のために攻めてくるであろう黒崎さん、立ち回りの難しい野中くんという卓組。同期の中で、野中くんは前から公式戦で同卓したことなかったから楽しみにしていました。そんな私、1位でC3を狙うか、それともD1への昇級を着実にするか....。いざ尋常に!

 

 

1回戦

起家 中西

南家 横田

西家 黒崎

北家 野中

 

東1局

親 中西

リーチツモピンフの1300オールを和了ったような...?上々な滑り出しだなあ、とは思ってた気がする。

 

 

道中、細かいことをよく覚えていない....。(だめだこりゃ。)黒崎が親番で6000オール和了したりして一気に捲られた記憶あり。黒崎のリーチに勝負は割りに合わないので、かなり降りてた気がするぞい。そのあとも横田が2000/4000を和了して、捲られてわー大変。

 

 

オーラス0本場

親 野中

野中 4100(?)

中西 24300

横田 25600

黒崎 46000(?)

 

 

マイナスしたくないオーラス。中盤で以下の手牌に。

四五⑤⑤3344667南南

 

ドラを忘れた(手牌には関連していない)が、南は1枚切れたすぐ後に重なった。とにかく1300よりも上の点数がほしい私。でも横田も仕掛けが入って七対子だと間に合わなそう....。意を決した俺は6をポン。ここで⑤の対子落としに。そのあとも、3か4かどっちか鳴けた後にラストの南もポン。最後は三六待ちでフィニッシュ。ダブ南さえ捕まえればこっちのものだ、と思って仕掛け始めたという形だったけど、なんかうまく行き過ぎた気もする。七対子でも2着に上がれるし、七対子のまま行くって人の方がマジョリティかなあ。でも俺は鳴き虫なので我慢できなかった。受け入れ枚数的には6ポンの時点で、打7がシンプルだけど、南が出なかった場合の遠くに見えるホンイツも消したくなかった、というお気持ちだった気がする。ドラを覚えていないせいで肝心な部分が議論できない...。一だっけ..?(もうやめよう)

 

26300点、2着。+6.3

 

 

 

2回戦

起家 中西

南家 野中

西家 黒崎

北家 横田

 

同卓の黒崎の体調不良で多めに休憩を取った後の2回戦。

 

東場はじわじわ点棒を削られる。道中、子のときに、ドラが東で、ドラポンと中、更には東を加槓するなどした記憶があるが、親リーチを受けて単騎で押せず、敢え無く降りたことがありましたね....。

 

 

南1局

親 中西

なんやかんやでラス目の中西。ここは引けねえぜ!

すると野中から4巡目くらいに早々にリーチが入る。わからないし降りる理由もないので自己都合で手を進める。東切ったら放銃。リーチ發の3200の予定が裏ドラが發だったので8000を放銃する。悲C。

 

南2局

親 野中

野中がめっちゃ加点する。60000点くらいになる。俺は始め、3着目との点差が離れていたので高打点をただ作っては降りるみたいなことしかしていなかった。すると3着目の横田が野中に16000(本場は忘れた)を振り込んで俺の近くにまで降りてきた。これは運が良い。

 

南2局 4本場

親 野中

ドラ 4

かなり配牌が整っていた。345678が配牌にあった。するとドラの4が2枚来て早々に以下の形で聴牌

③④⑤⑥⑧34445678

2着目の黒崎とは20000点以上離れていたので、3着を確実にすべくダマ。直後に野中が④を切る。これはかなり拾えそう、と思っていたら数巡後に横田から⑦が出る。この8000は9200で横田は箱下に。悪運が強い。

ちなみに、野中くんは七対子一向聴だったとかで、先に④を切って手の⑦で引っ掛ける準備をしていたらしく、⑦出そうで危なかったとのコメントが。

 

オーラス 1本場

親 横田

2着目の黒崎まで15900点差。跳満ツモでも無理なのでさっさと和了ろうとしていた。

一一一七七七⑦⑦白白(なんか順子)

みたいな形になる。白は一枚切れ。本日なかなか打たなかったリーチをここで披露する。野中に一発を消されるも、⑦をツモってあがきの3着。

 

20500点、3着。▲19.5

この半荘、めちゃくちゃ長くて、多分2時間以上やってたと思う。俺2回トイレに行かせてもらった。4本場が2回あったりとかでかなり疲弊してた。あと途中、箱下になりかけた時に、チップで支払うときになんか戸惑って、チップ渡した後に焼き鳥マーク渡してた俺。くそテンパってんな。

 

 

 

3回戦

起家 野中

南家 横田

西家  中西

北家 黒崎

 

東2局

親 横田

役なしカン4で6巡目くらいに聴牌する。いつもなら先制ならリーチするんだけど、最終節であんまり無理したくないと思ってダマのまま続行。すると横田に役ドラドラ(だったっけ)の5800を放銃する。これは結構当たりそうだと思って切った記憶がある...。正直ツモ和了っても300/500だし、自分が聴牌してから手出し3回(うち一回は鳴き)くらい入った後だったし、やめるためにダマにしたはずなのになんで押してるんでしょうか...。この親番落としたいって気持ちが強かったなと深く反省。

 

その後、特にいいところなくじわじわとツモられたりノーテン罰符で削られる。

 

南2局1本場

親 横田

1000/2000は1100/2100を和了。ちょっと点数を回復する。

 

南3局

親 中西

親番で結構ぐちゃぐちゃ。後から重なった發と中をポン。ちなみに白は3巡目くらいに捨ててた。一向聴のときに白持ってきたので一旦手に留めるも、2枚目が切られたので聴牌して白を切る。その後、上家の横田からリーチの一声が。

 

さて、中西少年、ここで4枚目の發を持ってくる。加槓せずにツモ切り。すると一発でツモられて2000/4000。カンして一発なくても2000/4000だったし、なんとも言えないんだがこれは俺どうすべきだったのか。リンシャンでツモれていたのかなあ...。でも3000/6000とかの可能性もあったし...。わからん。

 

 

南4局

親 黒崎

黒崎 28600

野中 20600

横田 30100

中西 19700

親被りしたおかげでラス目。

3着目の野中とは900点差、2着目の黒崎とは10900点差。横田・黒崎のトップ争いが熾烈なので、やはりここは3着狙い。すると横田が早々に仕掛けを入れる。吾輩の手はぐっちゃぐっちゃ。あっさり300/500をツモられて終了。

 

19400点、4着。▲40.6

ここで痛恨のラスを引く俺。5800放銃の影響は大きい。

 

最終節は最後の半荘の開始を揃えるため、他の卓を待つことになるのだが、某①卓の南3局が一向に終わらずめちゃくちゃ待たされる。俺の心臓はばっくばく。

そんなこんなで3回戦目までの成績が出る。

 

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3回戦終了時

おいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい。こわいよおおおおおおおおおおおおおおおおおお。

次の半荘、ラスだけは何がなんでも回避してやるぞおおおお。あと、真面目な話、横田と95.0ポイント差なので、15100点以上のトップラスでひっくり返るんですね。これだけは同卓である以上防ぎたいわけですよ。

 

 

4回戦

起家 横田

南家 野中

西家 黒崎

北家 中西

 

東場はあまり大きな点棒は動かず、1000とか1300とかで局が進む(自分でも頑張って進めている)。

 

東3局(?)

この局だったか、断么九のみでペン6待ちの門前ダマ。上家の黒崎が9ポンしていることもあり、河がソーズっぽいこともありダマに構える。すると6が黒崎から出る。ロン。野中もロンと発生しており、頭ハネで中西の和了りに。あの野中くんの手、どんくらいの値段だったんだろう。結構高そうだった気がする。

 

東4局

親 中西

<<今日のやらかし>>

一(中張牌の暗刻)西西西   ポン八八八  ポン九九九

ドラは絡んでいないこの手牌で一をツモる。1300オールと申告する俺。これはマジで計算を間違えた。20+8(西)+4(中張牌)+4(九)+2(八)+2(単騎)+2(ツモ)=42だからこれ50符なんですよ。1600オール。ただこの和了はかなり大きかった。トップのリードを広げる。

 

南1局

親 横田

ここを落として勝利をつかむんだ.....!

 

 

親の横田からリーチ。

 

流局。あぶねーーーー。

 

 

南1局1本場

親 横田

 

断么九で仕掛ける俺。なんとかツモる。300/500は400/600。

 

 

南2局

親 野中

黒崎があっさり300/500をツモる。よしよし。いい感じ。

 

南3局

親 黒崎

黒崎 29600

中西 32500

横田 13600

野中 24300

 

さて、俺は4000点差をつけてオーラスを迎えたい。協会ルールは和了止めがないので、聴牌ノーテンでひっくり返らないようにしたい、そんなお気持ちです。そうすれば伏せて1着だもの。ただ1000点だと足りないしどうしよう。とか考えて打っていたら、黒崎から横田への8000の横移動。横移動、なんて甘美な響きなんだ...。

 

 

オーラス

親 中西

中西 32500

横田 21600

野中 24300

黒崎 21600

 

ここまで来たらあとはこの試合を終わらせるだけ...。すると配牌が

(マンズの面子)②②③⑥3339中中みたいな感じでしてね....。速くて安い手が入っているではないか。まあ、第1打に9を打った以外は丁寧に降りました。これぞまさにウイニングラン

 

29500点、1着。+49.5

 

終結果がこちら。

 

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終結

 

なんとかD1に昇級!改めて最終節の緊張感と難しさを感じた一日でした。完全にぴよぴよな麻雀をしてましたね。似合わねー。今日俺めちゃくちゃベタオリしてました。こんなにオリまくったのは久しぶり。普段はできるだけ粘ろうとするのでギリギリアウトみたいな打牌を良くしてたんですが。

 

打点寄りにバランスを変えた今期でしたが、比較的うまくいったように思います。前のD3リーグのときには3着が9/20と多かったんですが、今期は6-6-6-2とバランスがいい成績になりました。D3に比べて劇的にラスが減っているのもトップ取りの意識が功を奏しているかも。

 

 

 

さて、明日からは大学の集中講義なのでまた1週間がんばりましょう。そして10日はRMUクラウンの予選やー。がんばるぞ。まずは改めて昇級おめでとう俺。